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白_歌_水_執着_恋_鬼_彼_雪_鈴_月_無
- 白
- 白夜に融けた赤の記憶
- 夜を拒む白熱灯
- 純白の猫は夜に嗤う
- 白狐の逃げ込む夜
- 色を吸った白無垢
- 歌
- 声無き少女の讃美歌
- 歌声を奪ったあの月夜に
- 星なき夜に歌を投げる
- 海の底の子守歌
- 雨を望む鳥の哀歌
- 水
- 水晶に閉じ込めた楽園
- 夏空の下、水玉模様
- 水族館の人魚たち
- 水面は僕を映さない
- 水没した誰かの瞳
- 執着
- 喉を詰まらせる執着の花びら
- 執着の糸を辿る
- 依存、執着、相思相愛
- 執着に絡め取られた両手
- 執着が花を枯らす
- 恋
- 恋する乙女の熱度計
- 恋に恋して愛をする
- なくした恋の後を追う
- 砂丘の中の恋心
- 恋し君へ宛てた昨日
- 鬼
- 邪鬼を飲み込む真珠
- 鬼の子が眠る城
- 天邪鬼のキドアイラク
- 鬼が咲かせる百合の花
- 笑む裏の鬼
- 彼
- 彼の行方を隠す霧雨
- 星を導く彼方の夜
- 曇りガラスに彼を見る
- 彼は昨日に戻らない
- 彼女は朝を呑み下す
- 雪
- 積もる白雪に隠した情
- 無くしたものは雪の中
- 雪が君を溶かす夜
- 瞳の中の雪結晶
- 雪溶け水に溺れる
- 鈴
- 鈴の音と夜の予感
- 迷子の鈴蘭が縋る先
- 猫が目覚める鈴の音色
- 転がる鈴の後に続いて
- 悪夢を呼び寄せる鈴の響き
- 月
- 朝を偽る月光
- 満月の裏の天国と地獄
- 三日月が見せた眠り姫
- 月を眺めるうさぎの会談
- 月が恋しむ陽の熱
- 無
- 雲の上の無人島
- 無関心の裏側
- 無を貫く女神の像
- 無数と有数の箱庭
- 切って貼って繕った無個性