数字
- 一人と一人
- 二乗
- 三歩歩いて
- しのごの
- 碁盤の上はがらんどう
- 神様はろくろで地球を回す
- 斜めになったらおわり
- 八番目の最愛
- 空に浮かぶクモ
- 典型的理論
- 一律
- 二頭の羊(二つの頭)
- 身の程
- 支離滅裂
- 語彙のゴミ箱
- 霧中のさなか
- 斜めったら最後
- 八つ数えたらさようなら
- 九官鳥の悲鳴
- 重複の愛ならいらない
- お喋りな一番星
- 二の舞を踏んだ猫のジャンプ
- 三度目の三時のおやつ
- 獅子舞に愛された子供
- 午前0時の訪問者
- 浪漫に殺された
- 七月四日の蝉の声
- ハチを寄せつけるお菓子の家
- 空気となって君に溶け込む
- 銃の重さとひとかけらのコイン
- いっせいのせ
- 二番煎じの恋真似
- 山茶花を添えた手の平
- 白いうまと黒いうまの対談
- 何度目のごめんね
- 無知無能の神
- 七万五千四百三十匹の蟻と一足の靴
- 場違いなドレスコード
- ほつれた蜘蛛の巣にかかる獲物
- 重症な熱を抱えている
- 一日の始まりと終わりの隙間
- にゃあと鳴けば福が降る
- 身一つで猫の国を目指す
- 四つ足のカラスと一本足のスズメ
- いつかくる冬の話をしよう
- 嘆く娘と笑う幼子
- 七味唐辛子で誤魔化す惚気
- 虫食い木の葉の小さなおうち
- 苦しくない泣き方を教えて
- 峠の月が転がり落ちる